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鎌浦農園・鎌浦 督さん
| 栽培品目 | 米 | 夢つくし、夢一献、山田錦 |
| 麦 | ミナミノカオリ | |
| トマト | 麗養 |
久留米市田主丸町朝森765
TEL/FAX 0943-00-0000
耳納連山を見渡す田園風景の中にある鎌浦さんのトマトのハウスに足を踏み入れると、まだ青い果肉の香りにつつまれます。受粉を待つ黄色い可憐な花。土から伸びでた茎はたわわに実る実をしっかりと支え、葉の美しい緑が、トマトの生育状態の良さを物語ります。あくまで土耕栽培にこだわり、品種は、人気品種の「桃太郎」よりも耐病性のある「麗養」を選び、減農薬栽培にも取り組んでいます。「麗養」は、かたちはぽってりとしたハート型で、瑞々しい香りと甘みがあり、生で食べても、カレーなどの煮込み料理などに入れ加熱しても美味しい品種です。
「麗養」は、市場で取り立てて品種を名乗る例の少ないトマトですが、まるかじりすると、従来のトマトとは違った魅力に気づきます。皮はうすく、口に残らないため、生で食べるならばむく手間もありません。特筆すべきは果肉の食感。もっちりとした密な果肉は、ネクタリンなどのフルーツに似ています。種の部分が小粒で、ゼリー質とジュース分が少なく、カットした時に崩れにくいのも特徴です。サンドイッチやサラダなど、汁気が時として邪魔になるような料理にも向いた、上品な味わいと特性をもちあわせたトマト。人気はまだこれからといいますが、楽しみな品種です。
鎌浦さんは、まだ20代で認定農業者の中では最年少です。しかし、9haの水田、裏作の小麦、800坪の土耕トマトと大規模経営を行いながら、今、地元の学校給食への米の納入をはじめ、つくりにくいといわれる酒米「山田錦」への挑戦、同じく酒米「夢一献」によるオリジナルの純米酒「柴刈」の仕込みといった地元若竹屋との取り組みなど、その活動はさらに広がりをみせています。世代の枠を軽々と超え、酒をくみかわしながら農業の経営について語りあう姿。先輩達に胸を借りつつ、持ち前のフロンティア精神で次々と新たなことに挑み続ける、若き認定農業者の姿がそこにあります。



