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花苗農家・古賀 一雄さん
| 栽培品目 | 花苗 | バラ苗、花鉢 |
| 米 |
久留米市田主丸町中尾1049
携帯 090-8223-3402
植木・苗木発祥の地田主丸が江戸時代より培ってきた高い接木の技術。全国シェア9割を誇る柑橘苗木だけでなく、昨今は花苗、特にバラ苗に生かされています。古賀さんは、16年前に脱サラして農業をはじめ、今や8haの米と、オールドローズ、ツルバラ、ハイブリッドからティーローズと、300品種あまりをそろえるバラ苗の生産者でとして知られています。
花の華やかさとはうらはらに、休みは施肥だけでいい夏場のみ。作業が夜も徹して行われ、月日をかけようやく出荷を迎えるバラ苗。何一つ機械でできない、手作業の世界です。
その台木となる赤い野バラの実を蒔くのは春。実生の苗を一本一本とって、整然と並べて植え替え、成長したところで枝切りをして、できた台木を掘り起こします。この台木にさまざまな品種の枝を接ぎ木し、さらに畑に仮植。芽吹いたものを春に定植し、秋まで育てていくのです。
「気の遠くなるような作業ですが、接木したての土にまみれた小さな苗が、やがてどこかの庭できれいな花を咲かせてくれると思うと感慨深いものがあります」と話す接木を担当する奥様の さんのお気に入りは、ピエールドロンサールというクライミングローズ。花芯がピンク味を帯びた白の大輪で、花びらの重なりが豪華なバラです。
「花が咲いていない苗の状態で、どうお客様の眼にとまり、栽培方法を伝え、開花した時に喜んでもらうか、ずっと試行錯誤です」と言う一雄さん。鉢の種類や結束の方法など、売りやすさにも工夫を重ねてきました。ラベルはすべて自分で撮影し、バラの魅力を最大限に伝える撮影技法も磨いています。デザインは、お客様の声に耳を傾け、ラベル会社に提案してつくったオリジナルです。
丹精こめた1本のバラの価値を、長年かけて引き上げてきた努力。生産技術の向上だけにとどまらず、買いやすく、売りやすくと流通にも心をくだいてきた甲斐あって、アゲハ蝶がとまるラベルは、今、品質への確かな信頼の証となっています。



