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筑蘇園・立石 克美さん
| 栽培品目 | 鉢物 | オリーブ5種類、ブルーベリー3種 |
久留米市田主丸町
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植木・苗木発祥の地田主丸で植木生産を営む立石さんは、「筑蘇園」の四代目です。国道ぞいでひときわ目立つ蘇鉄の群生は、先代が奄美大島から運んだもの。気候的に1年に成長するのは1センチなため、これだけの高さがあるものは全国でも珍しく、園の歴史を感じさせます。冬に葉が落ちた樹形は、まるでアート作品。田主丸ならではのまさに天然記念物であり名所です。
haのハウスでは、忙しく挿し木の作業が進んでいて、何万何千と並ぶほんの小さな挿し木のポットが物語るのは、成木となるまでの年月とかけられる手間。気の遠くなるような作業を毎日積み重ねて、市場へと出荷されていきます。
筑蘇園の特色は、品種の豊かさと、挿し木のポットから地植えの成木まで、奥にすすむにつれ植木の成長過程を見ることができるところ。例えばオリーブの木なら、レッチーノやフラントイオなど5種類をそろえ、背丈をこすほどの高さの成木も2000本をそろえています。耳納連山を背景にしたオリーブの林は、植えた時のイメージをかきたてる他にない風景です。
姿の美しいシマトネリコや、黄色いキャンディーのような花が可憐なミモザなど、庭木として人気の品種も、まとめて購入できる品揃えです。
最近は卸だけでなく、直接畑に来ていただいて植木を買っていただくことも増えました。「生け垣にブルーベリーを使うと、子どもと一緒に食べられますよ」と実がなる木を庭に植えることをすすめている立石さん。
かわいいピンクの花が咲く「サンシャインブルー」など、さまざまな品種をとりそろえ、成木となった将来の姿を見ることのできる広大な圃場の中に立つと、一般の人でもいろんなアイディアが浮かび、鉢が整然とならんだホームセンターなどではわからない知識と物語に耳を傾けながら植木を選ぶ時間は、楽しさにあふれています。国道からちょっと入ると広がる緑の別世界を、のぞいてみませんか。



