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基本方針 認定農業者とは 田主丸町へのアクセス

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53歳での就農 地域に新たな風を吹き込む気骨の認定農業者

千代田農園・千代田 一祥さん

栽培品目 ヒノヒカリ
  小麦 ミナミノカオリ、チクゴイズミ
  野菜 ホウレン草、ブロッコリー、ナス、オクラ

 

産直のお問い合せ

久留米市田主丸町石垣827
TEL: 0943-72-3619 FAX: 0943-72-3619

 

百姓では食えないと言った父

 田主丸町の菅原で農業を営む千代田一祥さんが、農業の世界に飛び込んだのは、53歳の時。「百姓では食えない」と父親の  さんから諭され、進学先として選んだのは法学の道でした。大学院まで進んだ後、農業とはまったく畑違いの教育の分野へと就職し、その後、地元で学習塾を経営。やがて 歳になった時、忙しい日々の中で、考えるようになったのは「田主丸に暮らすという意味」でした。目の前に美しく連なる耳納連山、その前に広がる田園風景。そして、豊富な地下水という恵まれた環境。千代田さんは、ある日コンバインを購入し、仕事の合間に営農していた田畑の面積の拡大に踏み切りました。

 

トラクター購入で心決めた日

 就農を決意したその2年後、今度は大型トラクターを購入し、「自ら退路を塞いだんです」と懐かしむ千代田さん。今や農薬、化学肥料不使用栽培の米5.6ha、そして麦9.7haと野菜を育て、そして、町の認定農業者協議会の会長として中心的役割を担っています。学習塾を経営していたこともあり、若者たちも慕うわけには、常に新たなことへと挑戦していくパイオニア精神がありました。
普通作部会の会長となった平成16年には学校給食への米納入の活動を開始し、翌年には見事に実現。会長となった平成18年には、部会で酒米「夢一献」の栽培を開始し、地元酒造場の「若竹屋」への納入をはじめ、オリジナルブランドの純米酒「柴刈」が誕生しました。しかし、事務折衝、価格交渉と、その道は決して平坦なものではありませんでした。

 

父の背中を見て就農を決意

二期目の会長を務めながら、千代田さんは学校給食への野菜の納入などへも取り組んでいます。「物質的豊かさだけが、真の豊かさではないと思います」と話す千代田さんの横には、加工を行う「健承グループ」で高菜漬などの人気商品をつくっている奥様の  さん。
そんな両親の姿を見て、文学部を卒業した長男の憲一さんもまた、就農を決意しました。後継者問題で悩む農家が多い中、家族で畑に立つ千代田さんは、静かな自信と満足感をたたえた表情をしています。就農は遅くとも、有言実行。協議会の活動を自身の経営と位置づけながら、田主丸の農業に新たな風を吹き込む、気骨の認定農業者です。